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■【障がい者(障害者)のための就職・転職ノウハウ】

第20回「ケーススタディ –8『やっぱり、明るく、前向きな人が合格する!』」

今回は、25年勤務した郵便局を退職した後、大腸がんの手術を行い、人工肛門を付けることとなったHさんのお話です。

Hさんの事例

やっぱり、明るく、前向きな人が合格する!
■ 年齢/性別: 50代後半・男性
■ 在 住:山梨県
■ 障 害:内部 4級
■ 業種/職種:電機メーカー・支店での庶務全般

Hさんは、大学卒業後に新卒で就職した郵便局に25年を越えて勤務され管理職になっていたのですが、思うところがあり、ご自身がやりたいと思ったことをするために、ご家族の大反対を受けながらも自己都合退職をして、自営のお仕事を始めた…ある意味頑固?でも、柔軟で明るく、前向きな考えで転職に成功した男性です。

ご自身がこだわって始めた自営の仕事とは、マンション関連の仕事で、好きで始めた仕事を軌道に乗せるべく頑張っていました。しかしそんな矢先、大腸がんが発覚したそうです。景気が良くない時代に今までの安定した仕事を辞めても勝算があると判断され、独立したところにガンの宣告があったのですから、第3者的にみると不幸なことと思えるお話です。

何はともあれ、ガンの部位を除去する手術をした結果、人工肛門を付けることとなりました。その後もガンの転移がないかの定期検査と、万一に備えて抗がん剤の治療も行い、半年以上の闘病を経て、弊社(アンプティパ)に登録にお越しになりました。

「何でもいいです」は主体性が無いように聞こえるかも?

事前に履歴・職歴データを拝見し「新卒以来、25年を越えてお役所で勤務をされ管理職にまで就いた=まじめな方」だろうなぁと想像しましたが、そこを定年前に自己都合退職して自営独立するとは、どんな理由があり、どれほど積極的な方なのか?あるいは、変わった方なのか?と相反するイメージが共存し、予想しにくい方でもありました。

登録にお越しになった当日、私は自分が担当している企業の求人を複数ご案内しつつ、Hさんとお話をしました。まじめな方という印象はその通りでしたが、積極的とか頑固などということは一切なく「マンション管理組合の円滑な運営をアドバイスするコンサルタントが好きで独立したけど、なかなか上手く行かないものですね」と、どちらかというと淡々した印象の方でした。

不動産・マンション・ビル関連の資格を、郵便局退職後に新たに取得されていますが、履歴書に自営独立の仕事を記載するほど活発な活動や体裁が整っている訳ではなく(もちろん記載しても良いのですが…)、実績はあまり無いのでPRとしては弱い部分でもあります。

さて、何をPRポイントにして、どんな企業に、どんな仕事に応募したいですか?とお尋ねしたら、“興味のある不動産関連で応募可能な求人があれば、ドンドン応募したいけど…不動産業界の景気は良くないから、業種・会社や職種などは何でもいいです”とのお答えでした。

この「何でもいいです」という答えは、個人的には避けたい言葉です。なぜなら、私にはその人の主体性が無いように聞こえるので、企業に対して自信をもってその人を推薦することができなくなってしまうのです。しかもそうおっしゃる方には、本番の採用面接でも、志望動機や入社後に何をしたいか?と問われた際に正直に「御社で仕事ができるならば、がんばって何でもします!」というお気持ちを、ほぼそのままお話になる方が多い感じが、個人的にはしています。

「何でもやってみよう!」という前向きなアピールで転職に成功

ところがHさんは、通勤できそうなエリアの軽作業の求人から一般事務の仕事まで幅広くご紹介したところ、幾つかの企業に面接に行くこととなり、その一つひとつの求人に対して、今までに経験したことがある仕事には「この仕事は、○○の時に経験したことがあり、失敗したこともあるが、面白かったので、ぜひこれからもトライしたいです!」などと具体的に話をされ、未経験の仕事には「これは今までやったことが無い、初めての仕事ですが、誰にでも初めてはあることですし、新卒新入社員よりは上手に、安く頑張ります!」などと、まさに上手な冗談で明るくお話をされていました。

Hさんは、どちらかと言うと饒舌ではなく、お役所で25年以上勤務された履歴どおり、寡黙で真面目な方です。大腸がんが無ければ、こだわって始めた自営の仕事を続けていたはずです。でも、病気になり障害を持ったことで、郵便局を一大決心して退職した時以上に心機一転され、“何でもやってみよう!どんな仕事でも前向きに取り組もう!”との考えを、実際に様々な求人に応募するという行動に表し、それぞれの面接で明るく、前向きな発言を続けることで転職に成功されました。

やっぱり、自分の会社・職場に新しい人を迎えるならば、真面目で、明るい、笑顔で挨拶を交わすことができる人が良いですよね。分かっているけど、採用面接の時に“自分はそうである”とPRすることは難しいものです。特にHさんのように、大きな病気を患い治療は終了したけど障害が残った直後などは、大変なことだと思います。

人材紹介エージェントである私は、前回は「あるがままの自然体」についてお話しました。でも、障害を持つ求職者の皆さんの気持ち・意識を奮い立たせるようなところまで踏み込んで、面接の時に明るく、前向きに自己PRができるように事前に練習・打ち合わせをすることも、やっぱり必要なのかな??と悩む毎日です。採用する人事の立場だとやっぱり、明るく、前向きな人は採用したくなります。でも“面接の時だけ明るい”では多分、見抜かれてしまいますが…(苦笑)。


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