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■【障がい者(障害者)のための就職・転職ノウハウ】

第7回「『面接対策2』簡単な自己紹介とは?」

どんな自己紹介が良いのか?

突然、「あなたに時間を3分差し上げますので、自己紹介をしてください」と言われたら、3分間で自己紹介ができますか?時間が足らない?あるいは余ってしまう?いかがでしょうか?

採用面接ではよくあることですが「簡単な自己紹介をお願いします」と言われると、履歴書に書いてあることと同じことをお話になる方がいます。職歴だけ話される方もいれば、最終学歴から話し始める方もいらっしゃいます。ずいぶん前ですが新卒就活学生の中に、生まれた時・場所(故郷)から幼稚園・小学校・中学校…と物語を話した方がいました。

今回は採用面接の対策として“どんな自己紹介が良いのか?”をテーマに、面接官とのコミュニケーションを考えたいと思います。面接では自己紹介を求められることがよくありますが、そもそも採用面接の目的は求人企業が社員を採用するにあたり、応募希望者の中より求人企業の求める条件に合っている人を探し出すために、直接お会いして色々質問する、と考えてよいと思います。


求人企業の求めている条件を予測する

ポイントは“求人企業は求める条件に合う人を探している”です。具体的なケースを例にとって考えてみると、新卒で営業職を求めている幼児向け教材販売会社A社に、子供が大好きな4年制女子大学文学部のY子さんが応募し、面接に望みました。Y子さんは自己紹介を求められた際に、子供が大好きで大学でも児童文学を専攻し、子供たちに絵本を読み聞かせるボランティア活動をしていることなど熱く語り、面接官もボランティア活動はどこで?誰と?などと質問し興味を持っているようでした。しかし、選考結果は不合格でした。

もう一つの例です。大手総合商社の財務会計部門が分社独立し、中途採用で経理・会計業務経験者を求めているB社に、会計事務所で6年勤務して約50社の担当企業の帳簿を管理し、決算処理をはじめ財務諸表の作成・税務相談も対応している在職中の30歳S氏が面接に呼ばれました。S氏は「国内の会計業務なら任せてください!今は国際会計基準の勉強をしているので、最初は国内業務でも、国際取引が多い総合商社でいずれは海外取引の管理が任されるように頑張ります」と将来の夢・希望も交えて自己PRをしました。しかし、選考結果はやはり不合格でした。

Y子さん・S氏ともに不合格という結論から、この二人がA社・B社の求める条件と違っていたことは推測できますが、お二人とも応募時点ではA社・B社が本命企業でした。では何が違ったのでしょうか?

A社は、重たい教材サンプルを抱えて個人宅への戸別訪問を地道に継続し、母親と折衝し、断られても挫けず営業をする耐久力のある学生を求めていたのですが、Y子さんは子供とのコミュニケーションと絵本が好き!を強くPRしたためにNGとなりました。

B社は、「総合商社の行う膨大な量の取引を日々管理する=きちんと帳簿に付ける=システムに正しく数字が入力されているかチェックする仕事」が主たる業務で、社員は自動車部門・エネルギー部門などと事業ごとに担当が分かれて、毎日数百件と動く伝票(取引)の処理をします。数名のチームメンバーが処理工程を分担して、早く正確に行うことが求められているのですが、S氏は“取引の全体を管理する仕事に就きたい!数年後は海外取引の責任者になりたい”とPRしたことで、今採用したい人材とは違うと判断されました。

第一印象でも問題なく、やる気・熱意も十分にあるY子さん・S氏ですが、二人が本命企業と思っていた会社側では、書類選考=OK、面接の最初の第一印象=OK、やる気・熱意=OKでも、長期的・安定就業=NGで、総合不合格となってしまいました。

求人企業が求める熱意・やる気・経験・スキルなど様々な条件の中で、何が最重要とされるのかは個々の企業ごとに違います。しかし、予習=自分が応募する企業の情報収集をすれば、ある程度のストライクゾーンは予測できるはずです。そこを外して自分の言いたい事・夢・希望を一生懸命述べても、企業側からは適性が違うと思われるだけです。

多くの方は、3分間自己紹介を長いと思い、実際にやってみても時間が余ることが多いようです。だからと言って、相手の求めるものと違うPRを長々とお話しするのは止めた方がよいと思います。もっとも、3分間とか1分間などと時間を与えられる自己紹介は実際にはあまりないので、シンプルでも相手の求める条件に近い自分のPRを一言だけ話して終わっても、合格することは可能だと思います。


求められる・評価される経験を抽出して話す

ここまでお話したら、最終学歴から自己紹介したらよいのか?学歴は抜きで職歴を最初から話したらよいのか?どれが正しいのか?なんて、あまり気にしなくても良いことがおわかりいただけたと思います。でもやはり、一般的にはどこから話すのが無難なのか?というつぶやきが(今回は、隣の営業リーダーからでなく、先月入社した新人から)聞こえてきたので、私の個人的意見を申し上げます。

職歴のある方は学歴部分の自己紹介は不要です。職歴のない方(新卒の方や、初めて働く方)は学歴もしくは今までの経験の中で、がんばってやってきたこと(例えそれが家事でも、サークル活動でも)をお話しすればよいでしょう。また職歴の多い方から「全部話すと長いのですが…」と相談されることもあります。この場合は、応募する企業が求める経験、あるいは評価してくれると思われる経験を抽出し、その他の職歴は思い切って省略して話してもよいと思います(履歴書上での省略はNGです、念のため)。

短すぎるのもどうか、という反論が聞こえるのですが、あなたに興味を持った面接官なら、あなたが話さなくても向こうから尋ねてくれます。あなたを、そしてあなたの経験をもっと確認したいと思えば、2次面接に呼んでくれます。とは言え、シンプルすぎて熱意不足や傲慢と思われない程度には、お話をして下さい。

ちょっと(相当?)昔、私がカウンセリングの勉強をしていたころに読んだ面接対策の中で「私を採用しないと御社は損をしますよ!」という気迫?で面接に望むべし!なんて文章を読んだ記憶があります。バブルな時代(高度成長期じゃありません!)の強気勝負の風潮だったなぁと思い出しました。時が経ち、環境が変化すれば会社も人間も変わらないといけないところが、まさにコレかなと思いつつ、どんな時代でもどんな会社でも、売り手優位でも買い手優位でも、個人と企業のお互いの求める条件が一致(マッチ)しないことには幸せな就職はあり得ません。


次回、第8回は「希望給与金額は、いつ言えばよいか?」。面接の最中に自分の希望を言ったら嫌がられる?でも給与が安いなら別の会社を探したい!条件交渉のタイミングはいつか?です。


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