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■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】

「過去最高を更新」とは自画自賛なのでしょうか?

厚生労働省が令和7年 12 月 19 日に発表した「令和7年 障害者雇用状況の集計結果」では、民間企業における雇用障害者数・実雇用率ともに過去最高を更新とありました。数字だけを見れば、障害者雇用は順調に進んでいるように見えます。しかし精神障害者の雇用が本格的に増えていない現状を直視しない限り、「障害者雇用が促進されている」とは言えない気がするのは私だけでしょうか。

 

https://www.mhlw.go.jp/content/11704000/001357856.pdf

 

 

障害者全体の中で、最も人数が多いのは精神障害者です。令和2年時点の統計では、精神障害者は約615万人と、身体障害者・知的障害者を大きく上回っています。 にもかかわらず、民間企業で雇用されている精神障害者は長年にわたり少数派にとどまってきました。令和7年になって精神障害者の雇用数が16.9万人と、初めて知的障害者を上回ったことは事実です。しかし、令和2年の身体障害者は419.3万人、精神障害者は614.5万人、知的障害者は94.3万人で、同年の各障害者・雇用数を確認すると身体=35.6万人、精神=8.8万人、知的=13.4万人なので、各障害者の中で民間企業に雇用されている障害者の比率は、身体=8.49%、精神=1.43%、知的=14.2%です。

つまり、障害者の中では知的障害の人が最も雇用率が高く、次に身体障害の人で、精神障害の人は圧倒的に雇用されてないうえに、高齢化が進む身体障害者が未だに最も雇用数が多い37.4万人で、精神障害の雇用数=16.9万人の2.2倍もあることは、精神障害者の雇用を避ける企業が多いことを示しています。

 


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令和7年の雇用障害者数は前年比で約2万7千人増加しても、実雇用率は2.41%と前年とほぼ同じということは、企業全体の雇用者数(分母)が増える中で、障害者の雇用数(分子)は分母と同じようには増えてないということです。日本の人口の9%を超え千百万人を超える障害者の中で最も人数の多い精神障害者の雇用率が1~2%しかない現状で「過去最高を更新」と発表する厚生労働省は、問題の本質には触れたくないようです。

精神障害者の雇用が進まない現在、最低賃金&週20時間のパート求人で精神障害者を多数雇い入れることが障害者雇用ポイントを効率よく獲得する方法になりつつあるのは必然だと思います。厚生労働省とハローワークのお導きに従いたくない人は、アンプティパへご相談下さい。

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