■ 【障がい者（障害者）就職･採用･転職コラム】
大量の登録者を集める広告・ブランド力のあるエージェントが生み出す「ガッカリ」
「転職エージェントに登録したのに求人を紹介されなかった」「希望もしてない求人を多数だして強引に応募させる」「第一希望ではない内定を無理やり受諾させようとする」ひどい話ですが実際に起きていることです。なぜ、そんなことが発生するのか、紹介サービスのビジネス構造と、アンプティパが目指す支援のあり方を改めてお伝えしたいと思います。
＜上澄みしか支援しない構造＞
多くの転職サイトや大手エージェントは、登録者のごく一部しか支援対象としていません。ネット広告などで大量の登録者を集め、その中から「内定が取れそうな人＝売上に直結する人」を優先して対応します。支援対象とならない登録者は、実質的にサービスの外に置かれてしまうのが現状です。
＜求職者の希望より、企業のリクエストが優先される現実＞
企業から「多くの候補者を推薦してほしい」という要望があれば、求職者の希望条件に完全に合致しなくても応募を勧めるケースがあります。月末が近づくと、第一希望ではない企業からの内定を「もったいない」として受諾を促す場面も見られます。これは、担当者に月次の成約件数や成約金額といったノルマが課されているためです。
＜高年収・フルタイム求人に偏る紹介構造＞
紹介手数料は一般的に年収の30?35％。そのため、必然的に高年収求人を優先的に扱い、パート勤務や時短勤務希望の方は後回しにされがちです。登録者一人ひとりに丁寧な支援を行うより、「スピードとボリューム」を重視する効率化モデルが優先されているのが実情です。
＜ガッカリする登録者を生まないために＞
この売上重視で効率的なビジネスモデルのもとでは、期待して登録したのに求人を紹介されなかった人、希望に合わない求人を勧められて不快な思いをした人が、月末・年末・年度末にかけて増え続けています。大量の登録者を集める広告力・ブランド力がある一方で、支援の手が届かない人々が増える――この矛盾こそ、現在の転職支援業界が抱える大きな課題です。
＜アンプティパが目指す支援の形＞
アンプティパは、そうした「上澄みしか支援しない」構造とは異なる道を歩みます。サービスエリアは首都圏（東京メイン）に限定されますが、紹介手数料やノルマに左右されず、一人ひとりの希望や事情に寄り添った丁寧な支援を行うことで、登録者も求人企業も、互いに納得できる出会いを実現する――それが、アンプティパの紹介サービスのあり方です。
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