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■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】

障害のある方が「メモを取る時間をください」と職場でお願いすることはよくあります。それに対して、「ミスを防ぐために、しっかりメモを取って再確認してね」と伝える上司も多いでしょう。そんな中で、「他の人はチャットやメールで指示してくれるのに、上司は口頭での指示ばかり。配慮が足りないのでは?」と障害者が感じることもあるかと思います。

障害のある方が「メモを取る時間をください」と職場でお願いすることはよくあります。それに対して、「ミスを防ぐために、しっかりメモを取って再確認してね」と伝える上司も多いでしょう。そんな中で、「他の人はチャットやメールで指示してくれるのに、上司は口頭での指示ばかり。配慮が足りないのでは?」と障害者が感じることもあるかと思います。

しかし、この状況はどちらか一方が悪いという話ではありません。それぞれに「意図」と「方法」の違いがあるだけです。

<上司の立場から見えること>
上司には、「部下の反応を見ながら説明したい」「その場で疑問を解消してほしい」など、口頭で伝える理由がある場合もあります。繰り返し口頭で伝えるのは、厳しさではなく「仕事の再現性を高めたい」という意図があることもあります。

ただし、「伝え方」が本人の特性に合っていないと、意図が正しく伝わらずミスや誤解が生まれます。上司としては、「目的(正確な理解・ミス防止)」と「手段(口頭・テキスト)」を分けて考えることが重要です。例えば、口頭指示のあとにチャット・メールで要点を補足すると、より正確な理解と再確認が容易になります。配慮とは、特別扱いではなく「仕事の精度を上げる工夫」であり、それはチーム全体の成果向上にもつながります。

<障害のある社員の立場から見えること>
一方、「上司の配慮が足りないのでは」と障害のある方が感じた時は、視野を少し広げてみてください。他の人がチャット・メールで依頼や指示をするのは、必ずしも「あなたへの理解が深いから」ではなく、単にその人たちがもともとテキスト文化(チャット・メールでの連絡指示)に慣れているだけかもしれません。

上司が口頭で指示を出すのは、「顔を見てコミュニケーションしたい」「その場で確認してほしい」という意図がある場合もあります。そこで有効なのは、自分の困りごとを「前向きな提案」に変えて伝えることです。

例えば、「口頭でご指示いただいた内容を、私がメモにまとめるので、後ほど確認して下さい」こう伝えてみるのも一つの方法です。これは「配慮をして下さい」という一方的なお願いではなく、「仕事の正確性を高めたい」という前向きな提案になり、上司も受け入れやすく、結果的に信頼関係が深まると思います。

また自分用の業務メモを定型化する(例:1.いつまでに(納期・期限)、2.何を・誰に、3.どうする、を3行で書く)ことで口頭指示が整理し易く、後で確認する上司も見やすいかもしれません。

<歩み寄りが生む“働きやすさ”>

上司は「特性に合った伝え方」を工夫し、障害のある社員は「上司の意図を理解しながら自分の特性を伝える」。これは特別なことではなく、職場をより良くするために一緒に努力することです。合理的配慮とは、「一方的に与えるもの」ではなく、お互いの理解と歩み寄りによって「その職場に合った最適な形」をつくることです。

そして、配慮とは「やさしさ」だけでなく「再現性と信頼の設計」です。お互いの工夫と理解が、仕事の精度と安心感を確実に高めます。アンプティパは、障害のある方々の就労支援だけでなく、ともに働く上司や職場への理解促進・指導支援も行っています。

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