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■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】

ケアレスミスが多くても、マルチタスクが苦手でも、工夫次第で改善できる!

先日、取引先の人事から障害者雇用で現場の業務改善が進んだという話を聞きました。「ローマ字と数字の組み合わせで10桁ぐらいになる製品コードを伝票に入力する際、よく入力ミスをするAさんはタイピングも事務処理も早いけど、いつミスをするか分からないので、ベテラン社員が必ずAさんの処理した事務内容をチェックする体制にしていました。

ここだけ聞くとAさんは仕事は早いけどケアレスミスが多い人なのかな?もしかしてADHDなのかな?と思うところですが、「そのAさんのチームに障害者採用で中途入社したADHDの人が配属されたら、入力ミスがほぼ無い状態に改善されました。」とのことでした。

何があったのかと尋ねると「ADHDの方が自分の入力ミスを減らすために、製品コードの手入力を止めて全てのコードをプルダウンメニューから選択する形にエクセルを工夫して仕事を始めたので、Aさんだけでなくチーム全体で手入力の作業を減らす工夫をしたのです。」とのことで、指示された通り事務処理することが当たり前というベテラン社員の保守的な意識が、指示通りでなくてもミスが発生し難い事務処理に変更することで結果的に全体の効率が改善されるなら良いかな、となった発端が中途入社のADHDの方だったそうです。

そのADHDの方は、Excelは得意だけどマルチタスクが苦手で、事務を行いながら電話も取るとミスが増えるし、電話対応も苦手だから可能であれば電話は避けたいと配慮を希望したそうです。そして配属現場ではAさんがインストラクターで、どのように配慮をするかAさんに任せてあり前述の通り事務処理が早いAさんがADHDの方と一緒に、お互いの苦手なことを得意なことでカバーしあう仕組みが出来れば嬉しいけど、失敗があっても良い経験になればいいかな、というお話しでした。

障害の有無というより、苦手なことがあるのは健常者も障害者も同じで、苦手なことを克服する工夫はまず個々に個人が努力しないと周囲の協力も得られないと思います。でも努力を認めてくれるチーム・先輩・上司に恵まれた場合は、相互に円滑なコミュニケーションができるようになり、自分の弱点・悩みを相談し易くなり、一人では解決できないことがチームで解決できるかもしれないプラスの相乗効果が生まれます。

努力・工夫は大事です。更に、もっと大事なことは努力・工夫を共有し、互いに認める良いコミュニケーションです。コミュニケーションは相手と共に、チームで作るものなので、一人だけ努力しても相手が協力しない関係では良くなりようが無いです。逆に言うと、人間関係の構築が苦手だからと引き籠っているとプラスの相乗効果は生まれません。でも、これ(人間関係の構築)が最も大事なことでありながら、最も難しいことかもしれませんね。

インストラクターAさんは、ミスもあるけど仕事が早くて相手に気配りが出来る人だからADHDの中途入社の方を指導する係を任されたのかな?と思ったお話しでした。

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