■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】
障害者求人に応募する際、有利な資格はありますか?
障害者手帳を未だ取得してないけれど、申請すれば取得できる方から「もし障害者求人に応募する場合、有利な資格があれば教えて下さい」という相談がありました。とても簡潔に答えるならば「有利な資格は無い、けど資格は有れば無いよりマシ」です。
その相談をされた方は、障害者求人に応募したことが無く、障害者求人がどんな求人なのか知らない様子だったので、下記のような回答をしました。
1. 障害者雇用を行う企業の大半は、障害者法定雇用率を満たす為に障害者を採用します。 逆に言うと、障害者雇用促進法という障害者の雇用を義務化する法律が無ければ、障害者を採用する気が無い会社が多いとも言えます。従って、障害者求人の多くが簡単な作業・事務などで最低賃金の時給となっています。もちろん、障害者求人でも、レベルの高い業務で相応に高い給与を提示している求人もありますが、それらは少数派です。一般中途採用と同等レベルの業務・待遇で、障害があってもレベルの高い仕事が出来る人であれば健常者と同等の選考を行い、合格した人を採用し、入社した後は健常者と同等の指標で評価するという求人は極めて少ないです。
つまり、障害者求人=障害者を雇用したいと考える多くの企業が、障害者に求めることは障害者雇用ポイントに貢献することあり、できるだけローコスト(安い賃金)で雇用したいと考えているので、障害者求人に応募する際に有利な資格は何かな?と求職者が考えても、求人企業側はあまり考えて無いことが多いです。
2.資格は、無いより有った方が良いと思いますが、採用する企業側の意識としては、資格よりも経験スキルを重視する会社の方が多いです。
前述のとおり障害者採用では資格を求め無い会社が多く、仮に資格を評価する会社があれば、それは障害者採用でも健常者と同等のレベルを求める一般中途採用と同じ採用をする会社であり、障害者採用でも一般健常者の採用でも、その求人ポジションで働いてもらう際に資格が必要な業務(資格が無いと携わることが出来ない業務)であれば、その資格が必須となります。
事務系では資格がないと携われない業務は少ないけど、技術系(例えば、電気工事とか)ではよく見かけます。しかし資格が必須となる求人は少数派であり、資格が無くても業務経験があればOKとする会社の方が多いです。
そして、もっとも重要なことは、就職に有利な資格を選ぶのではなく、自分が得意なことや好きなこと、やりたいことを仕事として選び、それを御社でやりたい!とPRすることだと思います。
「私は〇〇の資格があるので採用して下さい!」というよりも、「私は〇〇の仕事をしたいので採用して下さい!」と言う人の方が採用選考を合格する見込みが高いと思います。自分が得意なこと、好きなこと、やりたいことを極めてゆく過程で関係する資格を、ついでに取得するなら良いのですが、得意なこと、好きなこと、やりたいことが無い状態で先に資格を取ることは、たぶん資格勉強をするにしても大変だと思います。 概ねこのような内容をお伝えしました。仮に「経理の仕事をしたい!」と希望する仕事が決まっていて簿記の資格を取るならば良いのですが、何の仕事を希望するのか分からない・決めてない状態で、何か資格があれば就活が有利になるかな?と調べたり、探すのは時間の浪費になるので、まずはやりたいこと・仕事をハッキリさせましょう!
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