■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】
上級ジョブコーチと障害者就労支援士検定(仮称)
厚生労働省には「職場適応援助者の育成・確保に関する作業部会」という部会があります。
そこで2024年10月23日に作成された資料に「ジョブコーチなどの障害者就労を支える人材の資格化の検討 ー 障害者就労支援人材の育成・確保に向けて -」があります。
https://www.mhlw.go.jp/content/11704000/001353579.pd
簡単に言うと、障害者の雇用施策と福祉施策の一体的展開が出来ていないことを問題とし、雇用施策と福祉施策の両者が共通して使える新たな仕組みを検討する一環として、両者の一体的展開を推進し、効果的で、切れ目ない専門的支援体制を構築することや、障害者が安心して働き続けられるような環境を整備していくため、雇用施策と福祉施策の両者が一丸となった就労支援に係る専門人材 の育成・確保を推進する施策の一つとして新しい資格や研修制度を作るそうで、資料の5ページに次の2点が掲載されています。
*ジョブコーチや地域の就労支援人材へのスーパーバイズ、地域における就労支援のコーディネートなど を行う上級ジョブコーチを創設(2025年度中に開始予定)
*障害者就労支援人材の資格創設を検討
(2024年度に、職場適応援助者の育成・確保に関する作業部会で詳細を検討)
この「障害者就労支援人材の資格」について、資料の17ページに「障害者就労支援士検定(仮称)のイメージ」が出ています。
障害者就労支援の現場で支援を行っている人が、より広く・専門性も高い知識を付けることで資格認定をするイメージだと思いますが、福祉分野と雇用分野(ビジネス分野)両方の知識を学科試験で合否判定するとなると、かなり幅広い分野を学ぶ必要がありそうで、合格者が少ないのでは? いや、その前に受検したいと思う人が少ないのでは?と少し心配です。
余談になりますが、この資料の12ページに「厚生労働省が運営する主な国家資格の実施機関」があります。ここに出ている~~協会というのは、いわゆる業界団体というもので、協会の理事とか役員には管轄官庁から天下りする人が居るのか、居ないのか知りませんが、業界の主要な企業から出向している方々が協会を運営し、国家資格の認定など運用全般を官庁から委託されている訳です。協会には、協会の名刺・出向元の名刺・もしかしたら官庁の作業部会の名刺など、複数の名刺をお持ちで、肩書や役職もいっぱいある凄い人がいるのだと思いますので、国家資格の運営団体は安泰であろうと思われます。
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