■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】
ハローワークインターネットサービスに登録された首都圏・12月の障害者求人合計数は、11月より91件増加して1,979件でした。10月:2,745件のピークから一気に857件減少した11月の後に100件弱でも増加したことは嬉しいですね。
1年前の12月も、11月よりやや多く1,729件で、その前の10月は突出して多い2,233件で、グラフの折線の山谷の動向が、2023年の12ヶ月間と2024年の12ヶ月間は似ており、全体的に右肩上がりで求人数が増えています。
そして、首都圏の2025年1月・月初の突出件数は456件で、1年前(2024年)の1月:446件、2年前(2023年)の1月:438件とほぼ同じでした。この調子であれば、1月の首都圏・月間求人合計数は1年前と同じように12月の合計数より増えて2,000件を超えることが予想されます。
ただ、2024年の1月~12月の12ヶ月間における障害者求人・東京のフルタイムとパートタイムの割合は常にパートタイムの方が多くなり、2023年12月にフルタイム求人の方がパート求人より多くなった(フルタイム:51.3%、パート:48.7%)時を最後に、ずっとパート求人が50%を超えている状態が続いており、2024年の1年間・パート比率は56.1%でした。(神奈川・埼玉・千葉に関しては、データ集計を始めた2021年4月から常に毎月パート求人がフルタイム求人より多く、2021年4月~2024年12月の期間・パート比率は神奈川:70.5%、埼玉:80.2%、千葉:77.2%)
首都圏の障害者求人数が順調に増えているけど、フルタイムよりパートの方がより増えていることは予想どおりですが、喜べない状況だと思います。短時間勤務で精神障害の方であれば1.0ポイントとして計算できる最小・最短の雇用=週20時間×東京・最低賃金1,163円/時給×4週/月=月額93,040円×12カ月=年収1,116,480円 つまり、年収112万円弱で障害者雇用が1ポイントになる以上、フルタイム勤務・例えば9時~18時(実働8時間/日)の勤務ができる人に東京・最低賃金1,163円/時給に相応しい軽作業、簡単な事務などをお願いする(=時給1,163円×8時間/日×5日/週×4週/月=月額186,080円×12カ月=年収2,232,960円)と、人件費は2倍になるけれど障害者雇用ポイントは1.0ポイントのままだから、障害者を5名、10名、と多数採用しないといけない会社ほど、人件費を抑える=パート採用を増やす傾向が増えます。
パート求人がダメでフルタイム求人が良いと一概には言えませんが、障害者雇用促進法で採用&雇用人数の義務を課しているため、雇用の質・内容は最低レベルでも人数だけ揃えれば合法・OKと考える企業が多くなり、中身のないパート求人が増えることになります。
障害者法定雇用率をUPさせることだけでなく、障害者雇用の質・内容も雇用ポイントに加算できる仕組み…例えば、年収が200万~250万未満の場合は雇用ポイント×1.2、年収250万~300万未満の場合は雇用ポイント×1.4…などと、高い年収で雇用されるほど障害者の雇用ポイントも一定の係数が積算され増加することで、企業が障害者に高レベルの仕事=高い報酬を出したくなる法的な仕組みを作って欲しいものです。
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