■ 【障がい者（障害者）就職･採用･転職コラム】
先日、弊社に登録されている方から「この秋に第一子を無事出産したので保育園に預けて働きたい。でも、申し込みの際に就労してないといけないので、何かよい求人はないでしょうか？」と連絡がありました。0歳児のお子様を保育園に預けて働くとなると、ご自宅と保育園と就業場所が近くでないと保育園に預けたお子様が発熱などで急いで保育園にお迎えに行く事態が発生した際に、お子様だけでなくご家族も辛い時間が長くなるから、ご自宅の近くのパートかアルバイトの求人を探すことが良いと思います、とお話しをしてその時は終わりました。
それから数日後、「子供を預ける保護者が障害者手帳を持っている場合は、申し込みの際に就業してなくても受付して下さることが分かったので、自宅近くのパート・バイトではなく、もう少し通勤範囲を広げて、最初は短時間勤務で子供の成長に合わせて働く時間を増やせることと、障害への配慮も適切に行って下さる会社を探したい」との連絡がありました。
保育の必要認定を行政が行う際に、多くの方が知っている項目は（保護者が）就労していることですが、保護者が障害者手帳を持っていること（お役所の書類には「保護者の疾病、障害」と記載されています）も「就労」と同等に重視されていることを、十数年、障害者の就職支援を行っていながら今回初めて知る機会を頂きました。
よくわかる「子ども・子育て支援新制度」 ＜中段＞ 保育認定（２号・３号）について １．保育を必要とする事由…この中に「保護者の疾病、障害」があります。
直ぐに内定が取れそうで、フルタイム勤務で高い年収が見込める登録者しか相手にしないエージェントだと、小さなお子様を育てながら短時間勤務で働きたいという求職者のサポートは敬遠されがちであり、私がdodaチャレンジで働いていた時も、このような方々の支援をしたことがありませんでした。
しかし、赤ちゃんが生まれて家族が増えて、配偶者と共に自分も少しでも良いので働いて頑張りたい！という働く意欲のある方を支援させて頂けることは、喜ばしいことであり、お子様の成長と共に働き方・働く時間を変えることが出来る仕事を見つけることは、正にアンプティパの腕の見せどころだと思っております。実は、そのような働き方ができて、障害への配慮も適切に対応して下さる会社があり、このケースの方には既にその会社をお勧めしてあります。（この後の経緯をお伝えできる場合には、改めてコラムに掲載します）
自分の障害の他に、子供の育児や、親の介護など働く際に何らかの配慮を必要とする場合でも、遠慮なくご相談下さい。アンプティパ・大畑が全てを解決できる訳ではありませんが、一緒に問題について考え、次に何をしたらよいのか、解決に向かう糸口を一緒に探します。
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アンプティパでは多数、障がい者（障害者）のための求人をご用意しています。
4月1日以降・2021年度もアンプティパ（小さな一歩）は、コロナ禍で厳しい状況であっても動き続ける人、どんなに小さな一歩でも良いので進み続ける人と共に活動します。引き続き、宜しくお願い申し上げます。
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