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■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】

毎月1日にハローワークインターネットサービスへ新規登録される障害者求人が突出していることは何度もお伝えしており、先月の10月1日は今年度最多でした。/p>

ところが、11月1日の首都圏(1都3県)新規登録件数は258件で、今年度最低の8月1日・250件に次ぐ少ない件数でした。

首都圏(1都3県)の中で、常に東京のボリュームは5割程度を占めるので、就業場所:東京都のデータを詳しく見てみると11月1日の新規登録件数はフルタイム(FT)68件、パートタイム(PT)49件、合計117件で、10月1日のFT129件、PT99件、合計228件から半減しています。しかし、毎月1日の突出以外のところ=月中の平日の登録件数がジリジリと増加傾向にあることが下のグラフから分かります。

そこで2021年4月以降、新規登録件数の月間合計を1都3県の地域ごとに集計したところ、8月の1,236件から9月1,717件、10月1,888件と順調に増加していることが分かります。従って、11/1の1日の登録件数が、9月や10月のような突出感が無いことを気にする必要は無く、この夏以降の求人の増加傾向は続いていると言えます。

ところで、東京の新規登録件数のグラフを見ると、突出している毎月1日に関しては、青色の数字=フルタイムが緑色の数字=パートタイムより毎回上にあるので、東京はパートタイムよりもフルタイムの求人数が多いのか、そして神奈川、埼玉、千葉はどうなのか、2021年3月29日から11月4日までの期間の合計数を、地域ごと、FT/PTで集計しました。

すると、意外にも東京でも累積数でみるとフルタイムよりパート求人の方が多いことが分かりました。神奈川、埼玉、千葉については圧倒的にパート求人が多く、都心から離れるほど軽作業や販売等のパート求人が増える傾向が顕著になっています。前述のように、毎月1日だけは東京に関してはフルタイムの求人が多いのですが、合計してみると僅かな差ですが現時点で、東京でもパート求人が多いことと、コロナ感染予防のための経済活動の自粛が徐々に解禁され、飲食業界などのパート・バイト求人が増えるこれからは、障害者求人においても更にパート求人が増えることが予想されます。

もちろん事務系のフルタイム求人も増加しますが、絶対数ではパート求人が多い状態が暫く続くので、経験・スキルを活かしてフルタイムで働きたい人や、更にスキルアップ・キャリアアップを図るためにフルタイムで働きたいという人は、しっかり会社や業務内容をチェックし、ライバル候補に勝つための志望動機・自己PRを研鑽する必要があります。

アンプティパでは、一人一人のご希望を詳しく伺い、安心して長く働くことが出来る会社・仕事を一緒に探します。特に、人材大手エージェントが取引をしない中小ベンチャー企業まで、幅広く、根気強くコツコツと探します。

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