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■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】

昨年(2020年)の4月~6月 東京の障害者求人件数についてコメントした記事とグラフを見ると、初めて緊急事態宣言が発出された4/7の直前・4/1は合計153件の新規求人が出されており、緊急事態宣言が解除された5/27の直後となる6/1には合計165件の新規求人が出されていたことが分かります。

2020年 4月1日~6月5日

では、3度目の緊急事態宣言(2021/4/25~6/20)が発令中の東京で、障害者求人は昨年と比較するとどうなっているのか?というと、今年の4/1は174件(前年:153件)の新規求人があり、6/1は179件(前年:165件)で、4/1~6/1までの40日間の新規求人は合計1,292件(前年:864件)なので、期間合計では約50%の増加です。

2021年3月29日~6月4日

新型コロナウイルスの影響が出る前の2019年以前と比較すると、求人件数の絶対数はまだ少ないのですが、コロナ禍の2年目となると緊急事態宣言の有無は求人の増減とあまり関係は無いように感じます。敢えて言うならば、昨年はコロナ禍での初めての緊急事態宣言で先々の見通しが全く分からない大きな不安があったけど、今年はワクチン接種が始まりこれ以上の状況悪化は無いだろうという明るい見通しがあることに加えて、民間企業の法定雇用率が今年の3月に2.3%へUPしたこともあり、昨年には無かった企業の障害者採用ニーズを加速する状況があります。

障害者求人が増加していることは良いことなのですが、法定雇用を達成している上場・大企業は未だに障害者採用を積極的に行う様子が無いので、増えている求人の多くが法定雇用未達成の企業で、行政から指導注意を受けて、1社で30件、50件という求人を出したり、一つの求人で採用予定人数が20名、30名という障害者求人もあるので、そのような採用を行う会社に入社することが出来ても、安心して、長く働くことが出来るのか?不安を感じることも増えています。

アンプティパでは、安心して、長く働くことが出来る会社・職場・仕事を、登録者と一緒に、しっかり見極めて就職支援を行います。1回の面接で簡単に内定が出る会社や、給与待遇が良い会社が本当に安心して働くことが出来る良い会社なのか?しっかり確認して就職活動を行いましょう。不安に感じることがあれば、いつでもアンプティパへご相談下さい。


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4月1日以降・2021年度もアンプティパ(小さな一歩)は、コロナ禍で厳しい状況であっても動き続ける人、どんなに小さな一歩でも良いので進み続ける人と共に活動します。引き続き、宜しくお願い申し上げます。 無料登録いただきましたら、就職・転職に関するご相談をじっくり伺います。
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