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■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】

出来るけれど疲れてしまう業務

今回は、現在支援中の30代女性のお話しです。
彼女は、お子様に発達障害の傾向が見えるためお子様と一緒にクリニックへ行き、お子様が検査を受けるついでに自分も検査を受けたところ、お子様よりも母上の方が発達障害の傾向が強い検査結果が出て、精神3級の手帳を取得したそうです。

服薬の必要は無いし、日常生活や就業においても特に出来ないことも無い、1年前までは自分に発達障害の傾向があることに自覚も無く、当然ながら20代・30代の職歴はすべて一般・健常者としての採用&雇用でした。

今回、お子様が大きくなり、落ち着いてきたこともあり、時短勤務もしくは定時フルタイムまでは可能だが残業は無しという条件で働きたいと考え、手帳は開示しても、非開示でもどちらでも良いけど、お子様・ご家族のために、朝夕の食事はお子様と一緒に食べることを最優先にしたいとのことで弊社にも登録されました。

彼女は、経理・会計部門での経験が長く、9年を超えて勤務された会社では経理部門のリーダー職まで経験されており、後輩の指導育成も、上司との人間関係もそつなく上手くこなしてきたことがヒアリングでも良く分かりました。障害への配慮など不要なのかな?と思ったのですが、念のために、過去の業務の中で苦手なことを伺ったところ、『苦手というより経理の仕事を行いながら代表電話の対応も行うことが、できるけど本当は嫌でした。特にリーダーになって後輩部下に対して「会社の代表電話が鳴っている時は、人事・総務だけに任せるのではなく、経理でも対応しましょう」と指導し、それを率先して行うことが出来るけど振り返って考えると、それはとても疲れることだった気がする』とのことでした。

発達障害では「グレーゾーン」という単語が本やネットに多く出ていますが、発達障害に限らず、一見しただけでは障害が分かり難いことがあります。仕事をしても、出来ることが多い障害者は多数います。他の人が普通に出来ることを、人の3倍、5倍のエネルギーを使ってやっている事について、本人が言わない限り周囲は誰も気づきません。それを職場の方々に言っても時間の経過と共に「普通に仕事ができる人」と認識されてしまい、頑張るほど誤解される悪循環に陥ってしまいます。

今回の彼女の場合、自分の発達障害の傾向に気づいたのが1年前で、それまでは「仕事はできるけど、疲れるな~」という程度で、今回の就職活動でも手帳を非開示でも良いかなとお考えで、ご自身の障害と希望する配慮事項を言う必要は無いけれど、手帳を使った方が時短勤務で就職し易いかな、という登録当初のお話しでした。一通りお話を伺ってから大畑から「苦手というよりも、出来るけれど疲れることを避ける配慮を求めても良いのでは?」という提案をしました。それが可能になりそうな求人を紹介したところ、その仕事・職場・環境が揃うならば第一希望です!とのことでした。

障害があるから出来ないことはハッキリ言える人が多いのですが、障害があってもやれば出来る、しかしそれをやることで疲れることがある場合、それを言っても良いのか? 言えば自分の評価が下がる、もしくは不利になるのか…?等と悩むことがあると思います。そんなお話を信頼して話してもらえるエージェントでありたいと思っています! アンプティパが「相談してみたい!」と思ってもらえる存在でいられるようがんばります。

引き続き、宜しくお願い申し上げます。


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