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■ 【障がい者(障害者)就職・採用・転職コラム】

やはり、手帳を取得します。(苦悩の決意・UZUZコラボ)

業務提携をしている株式会社UZUZ 様から 「障害者手帳は持ってないけれど、一般求人へ応募するか?手帳を取得して障害者求人へ応募するか? 悩んでいるお客様の面談をお願いできますか?」という相談が時々あります。

そんな相談の中に「IT系への就職を考えている23歳男性(Aさん)のお話しを大畑さんにも聞いて頂けますか?」とUZUZのキャリアカウンセラーさんから連絡があり、Aさんと大畑が面談をした際のお話しをします。

Aさんは、子供のころから緊張している時は普通だけれど、緩むと人付き合いが上手くできなくなる傾向があり、5年前(18歳の時)病院で検査してアスペルガーと診断されたことがありました。他の転職エージェントで相談した際、人付き合いが上手くできないのは障害ではなく、自分の逃げじゃないの?と言われたこともあり、そこへの登録は止めたそうです。UZUZでは話をしっかり聞いてくださったそうで、今回、大畑を含めた面談が執り行われました。 面談の最初に出た言葉が「今まで障害とか病気ではなく、自分のせいだと思っていろいろ頑張ったけど、正直つらかった。どこまで病気・障害のせいとして良いのか?分からない。こういう話をしても良いのか、また逃げていると言われるのではないか、怖いし、話したくはないです…」…と言うものでした。

「バイトを辞めたのは、多くが人間関係でした。人間関係で傷ついているけれど、人と話すのは嫌いじゃない…今のバイトが長く続いている(7年)のは、夜勤で、ひとり勤務だからです。大学は留年してます。その時は、大学に行くことができず、引きこもり+ギャンブル(スロット)、人と接しないことが楽だったのです。(今はスロットなどには行ってない) 両親には大切に育てられたと思います。自分は自分のことが好きでないけど周りからは認められたいという思いがあり、自分と同じ障害の人がいたら自分は絶対に関わりたくない。」

「何かやりたことは?」「俳優になりたい(目立ちたい、認められたい)」

「高校2年の時、池袋のファミマでバイト…店長、先輩に認められてその時は良かったと思う」

こんなマトリックスで仕事を考えると、販売職・営業(好きだけど不得意)そして、IT系の仕事(SEやプログラマー)は、特に好きでは無いけど、不得意でも無いので、消去法ではなく、自分で考えて選んでいるつもりだとのこと。

このように、彼からたくさんのお話しを聞いて、大畑からのアドバイスとして「そういうことであれば、障害者手帳を取ることは考えず、IT系の方向で研修(未経験者向けのSE/PG研修)と就職活動を、やれるだけやってみませんか?そして応募した企業の評価(選考結果)がどうなのか?企業人事が自分のことをどう見ているのか確かめても良いと思います。その上で、やっぱり自分の特徴・発達傾向のことを開示して、周囲の理解が無いと就業はできないと、自分が納得したら障害者手帳の取得を考えて良いのでは?」とお話ししました。

その後で、「ところで、一緒に住んでいるご家族と就職のことを相談することはありますか?」とお尋ねしたところ、「弟は慶応大学生で順調にやってるので、もう彼と比較はしない。親とは不仲では無いが、早く就職して欲しいと言われている。」と急に元気が無くなったので、お話しし難いことがあるのか?あるいは既に1時間を経過していたので、そろそろお話しを終わりにしたいのかな、と考えて彼との初回面談は、そこで終了しました。

UZUZでAさんの支援担当をしているキャリアカウンセラーさんへの報告を次のようにして、その日の面談を終わりました。 「彼は自己承認欲求が高いけど、『どうせ、俺はダメなんでしょう?』という諦め、否定感も強い。それを自分でもわかっていて、でも、どうしたら良いか?と悩んでいる様子でした。シンプルに言えば、今の彼は自分の状態を受容したくない…。つまり、UZUZから一般求人の紹介を期待している…。でも、そこでダメだったら、障害者枠という選択肢もあるんだ、と分かって今日は良かったと彼は仰っていました。」

そして、約1ヶ月が過ぎたころ、Aさんから直接、大畑に「やはり、障害者手帳の取得申請をします。手帳が取れたら、大畑さん支援お願いします。彼の声は、元気がなく手帳を取ることへの苦悩がにじみ出ているような気がする電話でした。」と連絡がありました。「障害者手帳は、資格と同じだと私は思っています。手帳があるから必ず就職できる訳では無いし、手帳を伏せて就職しても全く問題ないです。でも取得しておいて損することは無いので、手帳が交付されたら連絡下さい。」とお応えして電話は終わりました。

自分は障害者なのか?障害者手帳を取ることって、どういうことなのか?もしかしたらAさんはご家族と相談し難い状態だったのかもしれません。誰しもに身近に親身に相談に乗ってくれる人がいるとは限りません。そんな時に、安心して相談できる場所があること、何かに偏ることなく信頼できるプロとして話を聞く専門家もいることを思い出してほしいと思います。そのような形でアンプティパを活用して頂けると幸甚です。


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