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■ 【障がい者（障害者）就職･採用･転職コラム】

インターンシップ説明会＆面接対策セミナー

９月29日、終日人財育成ファームのイベントがありました。
資料の作成等々の準備が前日…というより、当日の朝3時ごろまで
アンプティパのオフィスで行っていました！

*スケジュール*
午前：インターンシップ説明会
午後：キャリコン実務実践セミナー「面接対策」

このインターンシップは実務経験が無い、あるいは少ないキャリアコンサルタントに、
キャリアプランについて相談をしたい個人と面談を行う機会を無償で提供する
インターンシップ説明会＆面接対策セミナー人財育成ファームのプロジェクトです。

キャリアコンサルタントの資格が国家資格となり有資格者は既に3万人を超えていますが、
キャリアに関する相談・面談を行う業務には就いて無い方々も多数います。
そのような方々の中には、カウンセリングの勉強を継続し、チャンスがあれば人事系の仕事に異動、転職、就職をしたいと頑張っている人も多くいます。
人財育成ファームでは、キャリア関連の業務に就いている方、その経験が少ない方、様々な立場のキャリアコンサルタントを対象に、実務実践セミナーや分科会（勉強会）、そして実際に面談の機会を提供（インターンシップ）する活動を継続して行っています。

アンプティパの仕事を行いつつ、東京中小企業家同友会・多様性委員会の活動にも参加し、更に人財育成ファームの理事として、様々な企画・イベントを自分たちで考え、実行して、人脈が広がって行くことは、とても楽しく、ヤリガイがあります。
そして企画を実行している主催者自身が、イベントを本気で楽しんでいると、そのエネルギーが参加者にも伝わり、全員が楽しく真剣に学び、得るものがあった！と笑顔で帰ることができます。

インターンシップ説明会は、プロジェクトの詳細説明よりも大半の時間が、参加者がキャリアコンサルタント役でファームメンバーが個人相談者役のインテーク面談のロールプレイングでした。
実務経験の無い参加者から経験者まで、様々なレベルの参加者層でしたが、
ひとりずつ1回・10分のロープレを行い、つど評価フィードバックも実施しました。

大畑が相談者役の際は、アンプティパを設立する直前のサラリーマン最後の時
「このまま定年を迎えて良いのか？」と考えていた当時の自分を演じて、
コンサルタント役には経験豊富な方が登場して下さいました。
いつもは、自分が求職者・登録者のお話しを聞く立場なのですが、
このロープレでは役どころが逆になります。

自分のことを、他人に聞いてもらう...今更ですが、これは凄いことですね。
今回は、10分だけのロープレだったのですが、なぜ定年までサラリーマンを続ける選択をしなかったのか？私の気持ちを少しずつ確認しながら、コンサルタントが質問し、私が回答し、その回答を更に掘り下げて...
自分の気持ちの変化が何時からあったのか？と時間を遡るコンサルタントの質問が出たところで時間切れとなりました。

ロープレとは言え、数年前の自分の本音を、そのまま素でお話ししていたら、
いつの間にかガチンコ勝負！の様相となり私たちのロープレを見ていた他の参加者から
「いつから、そう考えるようになったのか？」の質問で終わらず、
最後までどんな話になるのか聞きたかった」から、「コンサル役が自分で無くて良かった。あのように聞き出すことは、とても出来ない」まで様々な反応がありました。

キャリアコンサルタントが質問をして、それに答えるだけですが、
そのやり取りを通じて自分の気持ち・考えが徐々に整理されてゆくのは、
コンサルタントが聞き上手であればこそです。
だから面談の場数を踏んで経験値と共に面談スキルも向上させることは、
コンサルタントの仕事を希望する人には必須条件であり、それを人財育成ファームは支援しています。

そしてアンプティパに登録されているお客様は、弊社の面談は今のところ全て大畑が行っていますが、
他社エージェントや支援機関にも登録されていて、他のコンサルタントや支援スタッフの面談を受けている方も多く、お客様は大畑の面談と他のコンサルタントの面談を常に比較されていることを、改めて認識し日々業務の改善とサービスの質を向上させないといけないと思いました。

だから、丁寧な面談を行うのは当たり前ですが、大畑と面談して気持ちが整理できた、
進むべき方向が見えた、自信をもって進むことが出来そうだ…などと、
面談後にお客様が私と話しをして良かった、次も大畑に相談をしたい！と思って頂けるサービスとなるよう、他のキャリアコンサルタントの方々の良いところを、これからも参考・吸収して参ります。